空の付く10のお題
01.空空しい 「昨日、一緒に歩いてたのダレ?」 @自分に都合が悪いので、知らんぷりをしている態度が見えすいている様子。 |
02.空頼み 「私が一番でありたい」 あてにならない頼み。 |
03.空解け 僕たちの絡まった糸は、帯なんかみたいに自然に解けてしまっては困るんだ。 「君が好きなんだ」 心の中で絡まっていた糸が、綻びを見せた。少しだけ解けた。 「話をしよう」 帯・ひもなどが、自然にゆるんで解けること。 |
04.空惚ける いつから、なんて覚えてない。気付くのが怖かったのかもしれない。 もう、追いかけてはくれないかもしれないけれど、空惚けるのは疲れてしまったんだ。 わざと知らないふりをする。 |
05.空泣き 子供みたいに今ここで泣き叫べば、君は遠ざかる足と想いを止めてくれるだろうか? 冷たさと、柑橘系独特の痛さに、ようやく目を開けたときには彼女の姿は跡形もなく消えていて、無造作に置かれたお金と、空のコップ、そして残り香だけが彼女の居た形跡だった。 今ここで、空泣きすれば君が帰ってくるのなら、俺は全てを捨てれるのに。 〔子供などが〕おとななどの関心を引くために(ふざけて)泣くまねをすること。 |
06.空涙 「俺の前でだけでも、遠慮しないで泣いてよ」 逃げ出したのはいいが行く当てもなく、気付けば自宅前。自宅といってもアパートなのだが。 ピンポーン......ピンポーン 悲しくもないのに、涙を流して見せること。また、その涙。 |
07.空音 「夢見が悪かったんだから」 @実際はだれも鳴らさないのに、聞こえてくる楽器の
おと。 |
08.空目 閉じた瞳の裏で幸せそうに微笑む自分が見えた。 @本当は見えないのに、見えたような気がすること。 |
09.空夢 背中に回された腕に、歓喜以外の感情が全て吹き飛んだ。 @見もしないのに、本当に見たかのようにこしらえて他人に語る夢。 |
10.空笑い 大喧嘩の日――つまりはプロポーズの日――から数ヶ月が過ぎたが、二人の関係は相変わらず恋人のままだった。 空が在るから見上げるように、貴方が居たから恋をした。 おかしくもないのに、作り笑いをすること。 |
SEO | [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送 | ||